『here and there』vol.15
3,300yen(Tax in)
編集者 林 央子の個人出版プロジェクトとして2002年春に創刊された『here and there』。アート、ファッションからライフスタイルまで、ボーダレスな視線であつめた国内外の話題を、雑誌形式・日英バイリンガルで掲載しています。
『here and there』 vol.15 はコロナ禍と2年間のイギリス留学を経た感覚から、<帰属意識/belonging/ここにいたい場所/心地よい場所>をテーマに人や場所をつなぎます。イギリスと日本を行き来しながらアート・出版・農業からつくることに向き合うジョアンナ・タガダ・ホフベック、20年ぶりにRun Collectionを再始動させたスーザン・チャンチオロ、福岡から2021年末に新大久保へ転居した「途中でやめる」の山下陽光、フランス南西部の村で、あらたな空間を得てギャラリーをはじめるエレン・フライス、アーティスト志村信裕などの顔ぶれから、『here and there』の現在地を伝えます。
※付録:マーク・ボスウィックの写真と詩によるB4ポスター。ステッカー2枚付き。
サイズ A4判 / 表紙を含め108ページ
発行日 2022年7月1日
出版社 Nieves
林央子 | 編集者
1966年生まれ。編集者、ライター、キュレーター、リサーチャー。資生堂『花椿』の編集に携わったのち、01年にフリーランスになり、02年に『here and there』を創刊。現在は Central Saint Martinsの修士課程(MRes Arts)に在籍し、Exhibition Studiesを学ぶ。96年「Baby Generation」展や14年「拡張するファッション」展のように、出版物企画に端を発した展覧会の創出に携わってきた。著書に『拡張するファッション』『つくる理由』ほか。